10秒以内に送った写真や動画が消滅してしまう消滅系SNSの「Snapchat(スナップチャット)」のアメリカの人気が、日本にもじわりときているようです。その「Snapchat」、先日こんなニュースが流れました。
→ 460万人分のユーザーデータ流出のSnapchat、APIの脆弱性は昨年8月に警告されていた | TechCrunch Japan
その後のアップデートで対応したと言われていますが。
→ Snapchat、ユーザー情報流出問題に対処すべく新バージョンを公開へ – CNET Japan
大変おっかないサービスでありますので、ご利用される場合は何卒自己責任で使ってください(笑)
何かと話題の「Snapchat」ですが、iPhoneとAndroidのアプリしかありません。パソコンで使う場合のアプリとして「Snapped Beta」(Mac用)なるものを見つけましたので、レビューを書いておきます。
「Snapped Beta」(Mac用)
よくよくみると、「Mac OS X 10.9 Mavericks」と書いてあります。試しにスノレパで落としてみても、インストールできませんでした。マーベだけという超強気なアプリでありまして。
ユーザーインターフェースはこんな感じ。上段に「Received」(送ってこられた投稿)と「Sent」「送った投稿」に分類ができ、下段には「Feed」「Friends」「Settings」のみ。設定も大した設定はできないようです。
動画は送れないようで、内蔵カメラで撮影したものだけを送るようです。コメントやイラストも使えません。
ただ左下にすごい小さい「+」ボタンがあり、ここからローカルの画像を送ることができるができるようですね。これはアプリにはない機能でした。ちなみに相手に表示する時間は1秒単位で最大10秒まで選択可能。
もっと高度な機能を期待したけど、超簡易版でしたな。それとパソコンでログインをすると、スマホの方で必ずログインを聞いてくるんですが、これどうにかならないものか。
どうしてもPCでSnapchatをやりたい!という方にはおすすめかもしれません。
この消滅系のブームはくるのか?!
「Snapchat」が流行りだしたときに、「こんなもん、使うはずがねー」というのが私の印象でした。ただなぜブームなのかが少しわかるようになったんですな。
まずTwitterやInstagram、Facebookに写真をあげるのって、それなりの覚悟・身だしなみ・写真の綺麗さなどを意識しますよね。それがSnapchatには一切ない。
「どうせ数秒観られたら、消えるんだし!」という安心感が大きい。だから少々寝ぐせがあっても、気にならない。それと観る側も「数秒しかみれない!ガン見しなきゃ!」的な感じになる。
公開の方法はLINEのように全員に送れたり、特定の人だけに送れるます。それに落書きやエフェクト機能も徐々に増えていってる。
観る側は送られたものを観る観ないかの選択ができるので、そんなにうざさがないんですよね。「ブログ更新したよ!」「今夜、キャスやるね!」のような宣伝動画として使われる可能性があるかな。
日本ではDeNAが類似のサービスを提供してます。
Vineが出たときに、日本では流行らないといわれました。それが今、軽いブームになってる。この消滅系SNSもひょっとして流行るかもしれません。
個人的な推測は、そこそこのブームだとは思いますが。