紅白vsガキ使、大晦日テレビ番組の視聴率を勝手に予想してみる

20140102
大晦日テレビ戦争も、昔に比べたら静かになった印象がありますが、それでも1年で一番テレビが観られる日。各局ともにバラエティに飛んだ内容を放送しておりました。

さて2013年、個人的には「第65回NHK紅白歌合戦」(以下、紅白)を中心に、「絶対に笑ってはいけない地球防衛軍24時」(以下、ガキ使)をちょこちょこいきながら、TBS「ボクシング」を観るという浮気モノでしたな。Twitterでみても、「紅白」と「ガキ使」が多かったように思う。NHKと日テレ以外の番組には申し訳ないのですが、この両者の視聴率をネットの動向から勝手に予想してみました。

(この記事は2014年1月2日午前11時に書いております。)

ツイート数を調べてみる。

12月31日午後6時から24時までの6時間のツイート数をYahooリアルタイム検索で、調べてみる。主なキーワードの「紅白」で336874件、「ガキ使」82308件でしたね。もちろんこのキーワードの入っていないツイートもカウントしないといけないのだが、メインのキーワードからも紅白の圧勝だ。

Buzzterで常にホットキーワードをチェックしていたが、上位は尽く「紅白」だった。「ガキ使」以外のキーワードがあまり入ってこなくて、テレビ朝日の「今年スゴかった人全員集合テレビ2013」の方が目立ったくらい。

AKB48の大島優子が卒業宣言をした瞬間の上位のキーワードがこれ。いかに「紅白」が強かったのかがよくわかる。

ニコ生の「年末年始ぶっ通し78時間全局テレビ実況」

ニコ生では大晦日から正月3日間ぶっ通しで、テレビ実況をするという企画を進行中。「紅白」終了時のトップ画面をスクリーンショットで撮っておいたが。

ニコ生ではNHKと日テレが接戦をしていた。ニコ生ユーザーの層によるものが大きい気がするが、この数字は2強だったということを証明するものかな。

話題づくしのNHKの戦略

今年の紅白はてんこ盛りの内容。「あまちゃん」からは全員集合してたし、「八重の桜」は綾瀬はるかを司会にして「あまちゃん」に負けないという気合が入りまくり。ふなっしーは大暴走はしてたし、今でしょ!の林先生や、「半沢直樹」からは黒崎検査官など、今年話題になった人やモノなどモリモリの内容でした。

こんなツイートがRTを稼いでいたが、「進撃の巨人」主題歌のLinkedHorizonが出てきたり、AKB48大島優子の卒業宣言、サブちゃんの紅白引退などなど、4時間半を飽きさせないよう話題を作っていった感じがする。若年層にウケそうな話題ばかりではなく、前半に登場した「細川たかし」は「日本の歌は素晴らしい」とトレンド入りしていたし、泉谷しげるや美輪明宏も話題になってましたね。

テレビ局の中でビックデータ(私は主にTwitterだと思っている)をうまく活用しているのはNHKだろう。2013年「あまちゃん」が大ブレイクしたのも、Twitterによる効果も大きい。出演者の順番や話題の出しどころなど、ネット層を意識しての構成じゃないだろうかとも思ってしまう。それだけNHKの戦略が素晴らしかった。

「紅白」が50%にかなり近づくと予想

過去の視聴率をまとめたサイトがあったので、そちらから引用。

→ 大晦日番組視聴率 – 早見表・一覧表 – Auroral Rays

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民放各局の落ち込みがすべて「紅白」に流れるんじゃないかと、いたって普通のことを予想してみる。「ガキ使」は昨年よりも3ポイント程度落とすとみて、「13%」。さて問題の「紅白」だか、50%までは届かないが5ポイントアップの「47%」と予想してみる。Twitterからはそれぐらいの数字が出てもおかしくないように思えたが。あくまでも適当な予想ですので、大きく外したらごめんなさいm(__)m

「絶対に笑ってはいけない」が始まって以来ずっと観てきたが、ほとんど観ていない。完全にマンネリした印象で、昔のように腹を抱えて笑えることがなくなった。最近、お笑いブームが去ったいう記事を目にするが、それも頷ける。「お笑い」の番組よりも、「話題」の番組をみてしまう傾向はこれからのキーワードかもしれない