[Pinterest] 好きそうなPinをすすめてくれる新機能「Interests」がすごい

20140129_1
最近Pinterestに関する記事が多いが、お許しいただきたい。

1月27日にPinterestが「Interests(インタレスト)」という新機能を追加してきました。自分が今までPinしてきたものをPinterestが解析をして、ユーザーの好みに合わせておすすめのPinを教えてくれるというもの。その新機能がちょっとすごかったので、紹介しておきます。

意外に精度が高いのにびっくり!

20140129_2
左上メニューの一番上に「Explore Interests」というのが追加されています。そこからInterestsボードに進めます。自分がPinをしたことがあるキーワードが、ジャンルごとのボードで並んでいますね。

最初、コメントの文字による検索結果が並んでいるかと思ったら、そうでもないみたい。Pinterestは自分がPinをしたものについて、二重Pinをしないように工夫がしてあるが、このInterestsも自分がPinしたものが出てこない。それでいて、おすすめのPinの精度が高いのにびっくりです。

普通こういうものは結果がいつも同じ印象があるけれど、Pinterestにアクセスする度に表示するものが変わっています。それも飽きさせない工夫がしてありますね。

20140129_3
私はおねえちゃんの画像のPinが多いんだけど、すすめてくるのもやっぱり多い(笑)しかも好みがわかってるのか、好きそうなのを紹介してくるんだよねぇ。思わずPinしちゃいそうです。

この新機能、今はWeb版だけみたいですが、アプリ版の方もいずれ対応するそうです。

「集合知プログラミング」の進化

今回のInterests機能のようなものは「集合知プログラミング」に入るだろう。

Amazonの協調フィルタリングのように、ウェブ上のデータを収集してユーザーの嗜好にあったコンテンツを推薦したり、大量のデータを分かりやすく分類・可視化するプログラム

その最も有名なのがAmazonのおすすめ。今ではすっかり普通に使っている機能だが、登場したときには相当驚いた。

Pinterestは自分がいいと思うものを意識をせず何気なくどんどんPinをしていく。それだけその人の趣味嗜好がはっきり出やすいツールだと思う。そうなれば、Pinterestのデータって最強の「集合知プログラミング・データ元」かもしれない。

先日、Amazonが「予測出荷」の仕組みを取り入れるというニュースが話題になっていたけれど、まんざら不可能でもないでしょうね。本当にそういう時代がくるんだなと感じた機能でした。

参考記事

→ Pinterest、「Interests」ページを公開–ユーザーの興味に基づくピンを表示 – CNET Japan