ワールドカップ登録全選手の出生地をマッピングした世界地図がおもしろい

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FIFAワールドカップ2014ブラジル大会、予選の中で最も好カードと言われたグループBのスペインーオランダ戦。オランダのまさかの5-1大勝で、オランダをずっと追いかけてる者としては発狂もんの結果です。ファンペルシーとロッペンの二人は凄すぎですな。「前回大会優勝国は予選敗退をする」というジンクスはやはり本当なのか、グループBも目が離せなくなりました。

ところで昨日、TwitterのW杯押し押しの記事を書きました。

→ BMBB.JP|[Twitter] ワールドカップへ力を入れすぎ!ハッシュタグなどの新機能をまとめた

この中に出てきた「ブラジル対クロアチア戦の試合経過とTwitter上で盛り上がった地域のマップ」を作っていた「CartDB」で、ワールドカップに関する面白いものをみつけました。

→ Create amazing maps with your data — CartoDB

それが「ワールドカップ参加全選手の出生地をマッピングした世界地図」です。今回はそのご紹介。

スマホでも閲覧可能な世界地図

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→ 2014 World Cup Players’ Places of Birth

上記のサイトから「ワールドカップ参加全選手の出生地をマッピングした世界地図」を確認できます。

ちなみにiPhoneでも上記URLから閲覧できました。

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思わず色々な国を見てしまいたくなります!

右上のセレクトボタンで国を選択することができます。我が日本チームをみてみると。

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誰か一人とんでもなく離れている。

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それはDFの酒井高徳選手。日本人と父親とドイツ人の母親のハーフでニューヨーク生まれらしい。

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日本の部分を拡大すると、どの出身地が多いのかわかりますね。

と、よくよくみてみると。

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福岡出身の大久保義人選手が、富山辺りを示している。他にも位置がメチャクチャな選手ばっかり。まぁ海外が作ったものなので、許してあげましょう(笑)

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ちなみに本日試合のあったスペインチーム、FWのジエゴコスタもポツンと離れています。ブラジル出身で、大会本番2年前にスペインに国籍を変えたジエゴコスタ。今日の試合でも猛烈なブーイングが受けてましたが、別の敵との戦いになりそうな感じですね。

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これは偶然みたアルジェリアの地図。ほとんどの選手がフランス生まれなのがわかります。フランスの植民地だったことをぐぐって調べたんですが、こういうお勉強にもなりますな。

マッピングデータを活用した他の事例

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このデータを提供している「CartDB」では、有料でマッピングデータが作れるようですね。他の一例がアメリカで起きたテロ事件(1970〜2011年)を地図にマッピングした視覚化作品「US terror attacks 1970-2011 mapped」。

→ US terror attacks 1970-2011 mapped | News | theguardian.com

テロが年々増加していることがよくわかります。時間軸と地図の組み合わせは本当におもしろい。