映画「はじまりのうた」をいまさらながら観た。2015年観た映画の中で、自分の中でNo.1はアン・ハサウェイ主演の「マイ・インターン」なのだが、どっちが上か迷うかぐらいだった。記憶が薄れないうちにレビューも書いておく。
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まず主演のグレタ(キーラ・ナイトレイ)がハマリ役すぎ。パイレーツ・オブ・カリビアンの印象が強いけど、新たな代表作が出来たと思う。相手役のダン(マーク・ラファロ)と恋に落ちるのがパターンだと思うが、ちょっと違うベクトルにしたのもいい。そしてマルーン5のアダム・レヴィーンを助演役に徹してるとこもまたいい。ベタベタなラブストーリーになってない。
その名のタイトルとおり、音楽がメインになっている。特に印象的だったのが、お互いの音楽プレイヤーに入っているプレイリストを聴き合うシーン。ダンが「プレイリストで性格がわかる」と言うんだけど、ほんとその通りだと思う。そして、そこに流れる曲が、古めの曲を使用していて、大好きな「As Time Goes By」が流れるシーンは涙もの。
ほんと音楽っていいなと実感。音楽好きはぜひ観られた方がいいと思う。折角なので、そのシーンで流れた曲をまとめておく。
ダンとグレタがプレイリストを聴き合うシーンで流れた曲リスト
Frank Sinatra – Luck be a Lady
フランク・シナトラの「Luck be a Lady。サイコロを振るフランク・シナトラが格好良い一曲。2015年星組公演では北翔さんがフィナーレの際、英語詩で歌い上げたことが話題に。
Stevie Wonder – For Once In my Life
スティービー・ワンダーの「for once in my life」。スティービーの初期のころ作品。もとはジャズスタンダードナンバーでかなり大胆なアレンジをしたことで、モータウンでは当初発売を見合わせたらしい。
Dooley Wilson – As Time Goes By
ドゥーリー・ウィルソンの「As Time Goes By」。映画「カサブランカ」でドゥーリーが演奏するシーンは、あまりにも有名。
[おまけ] Skipworth & Turner – Thinking About Your Love
アルバムの打ち上げで、どうしても踊りたくなる曲として流れたシーンで使われた曲。1985年にリリースされたSkipworth & Turnerコンビによる出世作ヒット曲。