FIFAワールドカップが大変盛り上がっていますが、今回のワールドカップ関連のツイートで話題になっているものに、6秒動画のVineを本当によく見かけます。ついにこのマイクロビデオと呼ばれる動画が市民権を得たような気がしますね。
さて先日USTREAMの情報番組「UstToday」にてVine特集をされて、Vineの魅力についてSkype出演しました。その中で、グッとくるVine動画を作るコツをお話ししました。
→ おじさんでもわかる!Vine講座 UstToday vol.214 (6/9配信分)UstToday | UstToday
折角ですので、その内容を記事にしてみます。思わずRevineしたくなる動画はこのテクニックで完璧ですよ!(笑)
今回記事にするに辺り、日本でNo.1の高校生のViner「おおぜきれいか」さんのVine動画を参照されてもらいました。
【秘訣1】すべてのカットを均等にするといい
カット割りの話をする前に重要なことは「すべてのカットを均等にすると良い」ということ。これは2カットでも3カットでも同様のことがいえる。
Vineを観ていると、カット割りの時間がめちゃくちゃな動画なあります。2秒ぐらい撮影した後に、0.5秒ぐらいにショットが入っていたり。それが計算されて入れているのであればいいのだが、ほとんどの場合観ていて気持ち悪い。
Vineは6秒に凝縮されて、ループ再生によって数回閲覧する可能性が高い。それだけに観ている人に気持ちいいカット割りをするのはかなり重要です。それは「均等」に作って、リズムよく魅せることが一番の効果ですね。
Vineで撮影する際に、きっちりと均等に分けることは難しい。しかしこれを意識して撮影すると、随分違う動画に仕上がりますよ。
【秘訣2】起承転結の4カット割り、1カット1.5秒で撮影
文章でも動画でも起承転結をつけるといいとよくいわれるけれど、6秒動画のVineもそう。上記の参考例を4カットにまとめてみると。
(1)動画のテーマを言って、(2)(3)で人に言われたこと、そして(4)でまとめるという4カットになっている。(2)(3)のアングルを左右で変えているのも、違う人が言ってる感を出してますね。
6秒を4カットで割ると、1カットは大体1.5秒。1.5秒もあれば、ほとんどのことを伝えることができるので、この4カットはVine動画の黄金パターンともいえる。
れいかさんのような面白動画じゃなくても、料理動画や風景動画もこの4カットで撮ると、観る人を飽きさせずに、伝えたい人も表現しやすくなります。
【秘訣3】テンポが良い6カット割り、1カット1秒で撮影
先ほどの4カットが最も多いパターンだと思われるが、6カットにするとさらにテンポがよくなります。
(1)(3)(5)で質問をして、(2)(4)(6)で答えるという形で、「高校生あるある」なんかでよく見かけるパターンがこれ。参考の動画は均等にきっていないけれど、最後の(6)はこの中に4カットも入れてるという高等テクニックです(笑)
6秒を6カットで割ると、1カットは大体1秒。たった1秒で伝えるには、相当慣れが必要です。しかしピッタリはまったときの、観てる側の気持よさって堪らないですよね。ループ再生によって、ジワジワと笑いがやってきます。
先ほどの4カットよりも、より多くの情報を詰め込むことができますが、分かりづらくなる可能性もあります。6カットで撮影する場合は、事前に自分で練習してみておくといいかも。
あくまでも参考に。
今回はあくまでも参考事例としてご紹介しました。面白い動画がすべてこれに当てはまるわけではありません。「相手に気持よく魅せるため」のテクニックをして書きました。これを頭に入れておくと、いざ撮ろうとした時に、イケてる動画が撮れるかもしれませんよ。
当ブログでは、Vineに関するテクニックなど、他にも記事を書いています。ご参考までにご覧ください。
→ BMBB.JP|[Vine] PCやiPhoneで作った動画をアップロードする色々な方法(2014年5月)
→ BMBB.JP|分割動画作成アプリ「PicPlayPost」がVineにもアップロード可能に