[ #shogi ] 菅井竜也五段、よくぞ引き受けた!「電王戦リベンジマッチ 激闘23時間」

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先日、ニコニコ生放送の超会議赤字報告会を観ていたら、7月19日(土)に「ニコニコ23時間テレビ」の発表がされました。その中で、将棋プロ棋士vsコンピュータ将棋の「電王戦」に関する対局のPVが流れました。それがこれ。

→ 電王戦リベンジマッチ 激闘23時間 | ニコニコ動画

第3回電王戦でコンピュータソフト「習甦」に破れた菅井竜也五段が雪辱を期す「電王戦リベンジマッチ 激闘23時間」らしい。しかも驚きが持ち時間が8時間になったということ。

昨年末にも「電王戦リベンジマッチ」が行われました。

→ BMBB.JP|[ #shogi ] ニコ生でとても盛り上がった大晦日の電王戦リベンジマッチ

しかしこの時は持ち時間は5時間。この一日制8時間がいかに無謀なのかを書いてみます。

第3回電王戦第1局で菅井五段、惜しくも負ける

2014年3月15日(土)に行われた「第3回電王戦」の初戦で、菅井竜也五段がコンピュータソフト「習甦」に敗れました。

→ BMBB.JP|[ #shogi ] いよいよ第3回電王戦開幕、習甦が菅井五段を破りコンピュータ先勝

この「電王戦リベンジマッチ」はその名の通り、プロ棋士がリベンジする対戦。しかし二度同じ相手に負けるとなると、「やっぱりコンピュータの方が強いね」になる。プロ棋士にとっても絶対に負けられない対戦となるわけだ。

一日制8時間の対局は、将棋プロ棋戦史上初!

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3月の電王戦は、持ち時間5時間のチェスクロック方式。朝10時に対局が始まって、終局が10時間50分後の夜8時50分。(途中で昼食休憩と夕食休憩をはさむ。)

将棋プロ棋戦で最も持ち時間が長い対局は、将棋界の最高峰「名人戦」七番勝負で9時間。ただし名人戦は二日間にかけて行なわれる。一日制で最も長いのは順位戦(名人戦挑戦を決める棋戦)の6時間。

今回の持ち時間8時間だと、双方の持ち時間×2=16時間、それに休憩が土曜日の夜・夜中・日曜日の朝の最低3回が考えられ、ざっと23時間近くはいく計算になる。持ち時間が8時間というのが、いかに無謀なことかがわかる。

将棋連盟は当初、ドワンゴのオーダーを断ったらしい。そりゃこんな無謀な対局、引き受けるわけがない。しかし菅井五段はこの無謀な注文を引き受けた。

若い頃、徹夜で麻雀をやったことはある。しかし最後の方は頭がぼーっとしてきて、もう惰性で打っていた感じ。将棋のように深い読みを、しかも大した休みも取らずに指すなんて、もう凄すぎるとしか言いようがない。

こうなったら観てるこっちも、男の中の男「菅井竜也」に付き合ってやろうじゃないかと考えてます!(さすがに無理か。)

激アツの「電王戦リベンジマッチ」PVを観よう!


参考記事

→ ニコ生で「ニコニコ23時間テレビ」 久本雅美さん降臨にゴーストライター騒動の新垣隆さんも出演 – ねとらぼ

→ [ロックショウギ] 電王戦リベンジマッチ 菅井竜也五段 – 習甦