「恋するフォーチュンクッキー」ダンスYouTubeブームに一言

20131230

今年の後半、AKB48の「恋するフォーチュンクッキー」の◯◯バージョンというYouTube動画をたくさんみた。初めのうちは、AKB48の公式YouTubeチャンネルで動画があがっていたように思うのだが、いつのまにか全国の色々な企業や地方自治体、サークル、個人などが自分のアカウントでアップしていっている。

最初は面白いと思っていたのだが、全国津々浦々までこのブームが浸透していくにつれ、徐々に引いていってる自分がいて。年の瀬に紛れて、一言いわせていただきたい。

初めのうちは絶賛してたよ!という証拠

サマンサタバサグループのバージョンが一番最初だったように記憶している。そのあと、GMOインターネットやジャパネットたかたなどの企業、そして佐賀県や神奈川県など地方自治体が参加したのに、大変驚いた。

※佐賀県バージョンについて、Youtubeコメント(Google+にシェア)で大絶賛していたはずなんだけど、なぜか見当たらず。仕方なくTwitterの埋め込みを。

疑問に思えてきたこと、そしてお願い

素人のダンスを数分も見せられるのって、もはや。

がんばって練習はされているんだろうが、所詮素人。ダラダラっとしたダンスもよく目にする。よっぽど可愛いおねえさんでもセンターにおればガン見するだろうが、3分もそれを見せられるのはもはや「苦痛」にさえなる。

これはいま流行りのフラッシュモブにもいえる。餅屋は餅屋、やっぱり観たいのはプロのもの。

SNS(特にFacebook)で拡散希望が多すぎ。

動画をYouTubeにアップロード完了したら、ソーシャルメディアでの拡散大会が早速はじまる。よっぽど内容があれば別だけど、普通の動画のシェアってお義理そのものなんだよね。しかもいいねやシェアしなかったら、非協力的なムードさえ漂う。

地方で作られたケースは、ほとんど「地域活性」を大義に作られている風潮がある。がんばってる感は確かに伝わるけど、それって身内で自己満足なんだよね。だから人に強要して見せつけるんじゃなくて、あくまでもその人たちで楽しむもの程度にしておいて欲しい。

二番煎じなんだから、今までないものを作ろう。

今からこの動画を作っては、所詮人の真似だし二番煎じ。その事実は避けられないんだから、今までにない斬新なものを作ったらいいのにと思う。そのアイデアって簡単には出てこないだろうが、そこに努力すれば必ず映像に空気が出てくる。より多くの人に見てもらって共感してもらうには、やっぱりそこが重要じゃないかな。

参考記事

→ 「恋するフォーチュンクッキー」に見られる企業コラボレーション効果(神田 敏晶) – 個人 – Yahoo!ニュース

→ ファンもアツい!かわいい!みんなで踊ろう!【恋するフォーチュンクッキー】 – NAVER まとめ

→ 恋するフォーチュンクッキー○○Ver.動画まとめ – NAVER まとめ