「NAVERまとめ」には「まとめ編集部」といって、運営さんがまとめられてるアカウントがあります。企業の商品などをまとめで作って、NAVER上のいい位置にそれを表示させたり、大きなバナーを表示してビューワーを集める「有料まとめ」がそれ。このまとめ、これまでに400を越える記事を作られてるよう。
それを見ていてふと「中の人が作ったものを参考にすれば、ヒットするまとめが作れるんじゃね?!」と思ったわけです。
早速「まとめ編集部」のまとめを色々と漁ってみました。すると構成の部分でいくつかのパターンにまとめることができました。「NAVERまとめ」だけの話じゃなくて、ブログの記事を書く上でも重要なテクニックかもしれません。参考にしていただければ、幸いです。
ストーリーが作れる起承転結の4コンテンツ
(A)順番に説明、これぞ鉄板のまとめ
→ 脂肪バラバラ?トクホの「伊右衛門」がめっちゃ売れてる – NAVER まとめ
これが一番よくみるまとめ構成ですね。(1)冒頭に商品を紹介し(2)その理由を解説(3)疑問を投げかけて(4)まとめるという流れです。(2)に画像やYouTubeを多く配置して、視覚でアピールするところが鍵ですね。そして(3)にはブログ記事を抜粋して、ユーザーの声を取り入れてます。全体をみてもわかるように、前半は視覚で訴えて、後半は内容をより詳しく紹介する、これぞ鉄板の構成です。
(B)最近流行り!冒頭を変化球から入る
→ もはや映画並?ドコモの配信ドラマが気合い入ってる – NAVER まとめ
この構成のポイントは冒頭(1)の最初にYouTubeを入れて、その後にツイートのまとめを入れている点です。そのあとに(2)商品の説明を入れています。商品の説明を最後に入れるケースもありますが、それは下記の(D)になります。そして一番伝えたい(4)を最後にまとめて、YouTubeも最後に入れる。YouTubeは続けていれるより、離した方が効果的かと思われます。冒頭に変化球を入れるこの構成は、最近とても流行ですね。
スッキリまとめる3コンテンツ
(C)起承転結を自由に組み合わせる定番
→ フィリピン台風も。速攻で支援に動くセレブたちがカッコいい – NAVER まとめ
冒頭にジャスティン・ビーバーとビートルズの写真は配置。(1)で問題を「起」こし、(2)で「承」「転」を一緒にまとめ、(3)で「結」論を出してます。それぞれコンテンツの最初に画像を入れて、残りはしっかり文章で解説。途中のワンポイントに画像を挟むのも鍵ですね。「起承転結」を自由に組み合わせて、コンテンツを少なくすることで全体をすっきりする構成。そういえばNAVER初期はこのまとめが中心でした。
最後に商品を紹介する変形バージョン
→ 何これ斬新!最近のアウトドア用品がむっちゃ進化しとる – NAVER まとめ
冒頭からYouTubeの画像を連続して並べて、まとめ上でストーリーを展開してます。コンテンツはたくさん分けているようですが、(1)はすべて同じ内容。見出しで読者を飽きさせないようにしてます。(2)で詳しい解説をして、(3)最後に商品を紹介するパターン。この場合は商品によほど自信がないと、最後まで読んでもらえない可能性あり。ただ一番インパクトに残る面白い構成です。
コンテンツ並列タイプ
(E)配列のバランスで読者を飽きさせない
→ 何これ斬新!最近のアウトドア用品がむっちゃ進化しとる – NAVER まとめ
色々な商品を紹介したときにまとめる手法。各見出しのあとは必ず商品画像を入れます。冒頭の「1分で完成するテント」というキャッチの掴みが重要!画像や動画の配置、コンテンツの順番なども大きな要素。このタイプはメリハリが付けにくいので、最後まで見てもらうには工夫が必要ですね。
NAVERまとめの中の人のまとめ方法を盗む
今回は構成に関してまとめてみました。まとめテクニックはこれだけではなく、「見出しのつけ方」「画像の選び方」「文章のまとめ方」などなど、他の要素もたくさんあります。また当ブログで紹介していきます。
NAVERまとめ中の人のまとめ方、大変参考になりました。その手法をどんどん盗んでいきましょう。