2014年5月2日、6秒動画「Vine(ヴァイン)」のWebブラウザ版が大幅にアップデートをされました。
これまでは投稿者別の投稿とフォローしている人のフィードは閲覧できていました。今回から、検索とカテゴリー別、人気別に閲覧が出来るようになってます。
昨日、こんな記事を書いたばっかりなのに、翌日に大幅アップデートとは!
→ BMBB.JP|Vineを進化させて、Twitterがメッセージングアプリ戦争の代理に使う戦略?
早速、新しくなったVineを触ってみます。
色々な検索ができる検索機能
トップページのヘッダー部分に大きな検索窓が出来ました。
試しに「yamaguchi」と入力すると、まず左にハッシュタグの「#yamaguchi」が出てきます。これは検索ワードに類似したハッシュタグが表示するようになってるみたい。真ん中はユーザーネームがyamaguchiさんである人が出てきて、右は地名に「yamaguchi」が入っているスポットが出てきます。(この位置情報がFoursquareと連携している。)
またこの検索は日本語にも対応しています。
検索結果はこのよう表示されます。結果はVineのいいねの数の順番みたい。サイドには「People」と「Tags」が表示してある。
そしてここで素晴らしい機能なのが、マウスオーバーだけで動画がされること。わざわざページに行ったり、ポップアップをさせなくていいのはかなり便利。そして右上にはTVモードもついていて、全画面で連続して再生されることも可能。
プレイリストの表示
今回のトップページで一番目にするのが「プレイリスト」の表示です。これは特定のテーマ(上記だと「Watch These 15 Incredible Basketball Shots」(バスケットボールのミラクルシュート15選))をまとめたもの。3月のはじめごろからVine公式がやっていた機能でしたが。
→ BMBB.JP|[Vine] お気に入りの動画をまとめるリスト機能が追加されるのか?!
今回より公式に表示させてきました。しかしあくまでもVine公式がまとめたものに限られています。ユーザー側がこれを作ることは、今のとこは不可能です。(この機能公開、早くして欲しいんだけどね。)
カテゴリー別や人気の動画の閲覧可能に
スマホアプリでは完備していたカテゴリー別や人気別の閲覧も可能になってます。カテゴリーがこれまでのチャンネルからいくつか変更になってますね。まぁこれまでのカテゴリーは意味がわからないものもありましたし。
また人気の動画の部分でも、動画そのものよりも、投稿者をフューチャーするような作りになっています。
今回のアップデートでどうなる?
2013年1月にリリースしたVineですが、当初はスマホアプリのみでした。そこでサードパーティー的なサイトが多数ありましたが、今回のアップデートでそれらは一気にサヨナラでしょうな。
それとWeb版の方はまだ日本語に対応していません。プレイリストの部分などをどうやって日本語訳にするのはわかりませんが、閲覧数を増やすなら早急な対応が欲しいとこ。
このVineのアップデートに関して、「Mashable」にも記事がありました。
→ You No Longer Need a Vine Account to Browse Its Website
Vineが少し伸び悩んでいるような表現がしてあります。確かに本家のアメリカでは、昨年の夏頃の大きな盛り上がりからいったん落ち着いて、次のフェーズに入っている感じ。日本では若年層を中心にユーザーも増えていってるようですが、Pinterestのように本家と逆転現象が起きる可能性さえ感じます。
→ BMBB.JP|最近のPinterest、ジャパンパワーが席巻してる?!
今回のアップデートは概ねよく出来てる気がします。「Explore(探検)」というワードがタイトルに入っている通り、まさにミニ動画の探検サイトのような作りをしている。あとはユーザーがどういう反応を示すかでしょうね。