大河ドラマ「花燃ゆ」予想通りの初回低視聴率、このまま低調で進むのか!?

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井上真央主演のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」初回が1月4日(日)に放送された。

→ NHK大河ドラマ「花燃ゆ」

吉田松陰の妹・文(ふみ・井上真央)の生涯を描いたドラマで、長州藩であった山口県は今こそ観光PRのチャンスとばかりに息こんでたはずだが、初回の放送はどうも低視聴率だったよう。(私はまさかの睡魔に負けて寝てしまい、視聴できず。土曜日の再放送を待ちたい。)

このまま低調で推移してしまうのか、まだ伸び代があるのか、勝手に考えてみた。あらすじ・キャストなどは秀逸のNAVERまとめがあったので、そちらでチェックしてください。

→ 2015年度 NHK大河ドラマ「花燃ゆ」のキャスト・あらすじ・ネタバレ まとめ #花燃ゆ – NAVER まとめ

山口・群馬の熾烈なPR合戦

長州藩である山口県は当然盛り上がっているのだが、文の二回目の結婚相手・楫取素彦が群馬県初代県知事。群馬県も当然PRしているよう。

余談だが、二年前の大河ドラマ「八重の桜」も、会津藩と長州藩を描いたドラマ。山口県ってどこかと相対する運命を持っているね。

山口県では本家・萩市に防府市まで参戦!

山口県は長州藩のお膝元・萩市は当然気合が入ってる。幕末に志士たちが訪れたといわれている防府市までも、展示館を作っているのには驚いた。

→ 2015年大河ドラマは「花燃ゆ」 萩市観光協会「ぶらり萩あるき」

→ ほうふ花燃ゆ大河ドラマ館「文の防府日和。」

群馬県も負けてない!

→ ぐんま花燃ゆプロジェクト

一方、群馬県も大河ドラマ館などを設置して、観光客誘致に懸命のよう。ちなみに、楫取素彦は山口県長門市に一時期住んでいたと言われております。

初回視聴率16.7%は史上3番目の低さ

初回の視聴率は16.7%と、ここ10年で最低、史上3番目の低さだったよう。

しかしこの結果を大方の人が予想してたはず。吉田松陰ならまだしも、その妹という一般的には知られていない人が主人公だという点。そして回りの男性陣はイケメン揃いのキャストだが、主役の井上真央さんが「八重の桜」綾瀬はるかさんと比べてどうかという点。これらを危惧してた人は、とても多かった。

そして気になったのが、ドラマ放送中のTwitter数が少なったこと。(リアルタイムではチェックしてないが、あとで調べた結果)

昨今、ドラマの視聴率とツイート数の関係性が重要視されてる。高視聴率だったドラマは必ずTwitterでも話題になってる。過去にも、初回低視聴率だったがツイート数が多くて、回を重ねるごとに視聴率も増加していったというドラマがある。それを考えると、この先がやや心配にはなる。

視点を変えれば、違うところで盛り上がってる

ポスターとキャッチコピーが話題に!

上記のツイートだが、スマホ向けの画像のようだが、「幕末男子の育て方。」と題して、井上真央さんとイケメン俳優陣の画像が話題になってる。リツイート数700超えはすごい。こりゃ確かに乙女ゲーだ。

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語りが機動戦士ガンダム・シェアの池田秀一氏

そしてもう一つ大きな話題になっているのがこれ。ナレーションが機動戦士ガンダムの「シェア」の声を担当した池田秀一氏だということ。ガンダムフリークには堪らないキャスティングで、その盛り上がりは下記のtogetterを参照あれ。

→ 「花燃ゆ」TLがシャア専用TLとなり騒然となる – Togetterまとめ

この盛り上がりを利用するか

上記の2つのことは、NHKサイドは最初から狙ったことだとは思う。が、もし視聴率がこのまま上がらないとなれば、これらの盛り上がりを利用するのも悪くない。あらすじだけはきちっと進行し、大河好きのシニア層は押さえておく。視聴率の上増し部分を「萌え」「ガンダムオタク」をキーワードに展開。これ、どうでしょう(笑)

大河ドラマは毎回、地方の観光起爆剤として位置づいている。しかしNHK側の縛りがかなり厳しいとも聞く。初回で史上3番目の低さを記録したんだから、この際その縛りを開放してもどうだろうか。山口県・群馬県に自由にPRしてもらう。そうなれば、両県ともに気合を入れるはずですよ。

2010年の大河ドラマ「龍馬伝」で、ソフトバンク孫社長がTwitterで番組放送前に「さあ、はじまるぜよ!」と毎回ツイートしてたのを思い出す。

Twitterが発展途上期だったのと相まって、みんな流れていったと記憶してる。龍馬伝は最近では群を抜いた視聴率になった。

どうにかあの時のような空気を出せないものかなぁ。